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伊豆急行沿線の旅が充実する金目きっぷで、のんびり下田のまち歩き。絶景も、名物グルメも満喫!

海と海岸線の絶景を眺めながら電車旅が楽しめる伊豆急行。移動の時間そのものが特別なイベントになる1日乗車フリーきっぷと、金目鯛を使った食事がセットになった「金目きっぷ」を使って、リニューアルしたキンメ電車と、ノスタルジックな雰囲気が漂う下田のまち歩き、手つかずの自然が残る東伊豆町の露天風呂を満喫してきました。

乗るだけで金目鯛博士に!?伊豆急行のキンメ電車とは?

キンメ電車は海側に向いた座席と大きな窓で、雄大な海の景色をたっぷり楽しめます
伊豆半島の東海岸を走る伊豆急行。さまざまなデザインの列車がありますが、ひときわ目を引くのは、伊豆半島の名産、金目鯛のモチーフをあしらった、真っ赤なボディが特徴のキンメ電車です。
海側の座席は大きな窓に向けて配置してあるので、青い海と空、晴れた日は伊豆諸島の島々も見られます。列車の中は金目鯛づくし。車両ごとに沿線の自治体をPRするディスプレイが施され、さながら動く観光パンフレットのようです。金目鯛の知識も身についちゃいますよ。

下田市のPR号車
金目鯛や海の生き物が描かれた車両もあり、まるで海の中にいるような気分になります。

選べる金目鯛料理でランチタイムが充実♪金目きっぷで、いざ東伊豆の旅へ

きっぷも金目鯛づくし。きっぷと食事券は切り離して利用します
今回は伊豆高原駅で金目きっぷを購入。キンメ電車に乗って下田まで行ってきました。金目きっぷは、伊豆高原〜伊豆急下田間が乗り降り自由の1日フリーきっぷと、沿線の26店舗の中から1店舗で金目鯛料理がいただける「伊豆急金目ゴハン食事券」がセットになっています。
車窓からは東伊豆の海の絶景を、ランチタイムに地元特産の金目鯛が堪能できる、お得なきっぷです。
金目きっぷの旅は、伊豆高原駅からスタート!時間貸し駐車場もあるので、パーク&ライドもOK

金目きっぷの旅は、伊豆高原駅からスタート!時間貸し駐車場もあるので、パーク&ライドもOK
見えるのは雄大な海の景色と金目鯛だけ!?
伊豆高原駅を出てしばらくすると、進行方向左側に太平洋の絶景が広がります。天気が良い日は、伊豆大島をはじめ伊豆諸島の島影がくっきり。特におすすめは、片瀬白田駅を出発した直後。遮るものがない海と空の景色は、最高の思い出になります。

伊豆急下田駅に到着。改札の駅員さんに金目きっぷを提示します
【金目きっぷ】
料金 大人3,980円、小児2,980円 ※購入後の払い戻しは不可
利用期限 乗車券は利用当日のみ。食事券は利用日から起算して7日間以内で1回限り有効
発券箇所 伊東マリンタウン伊東市観光案内所、伊東駅構内(改札外)伊東市観光案内所、伊豆高原駅、伊豆熱川駅、伊豆稲取駅、河津駅、伊豆急下田駅
お問い合わせ   伊豆急行営業部営業課 0557-53-1116 ※平日9:30~12:00、13:00~17:30(4月10日および年末年始は除く)
金目きっぷの販売について 伊豆急行公式サイト

開国のまち下田で味わう絶品金目鯛料理と、幕末のロマンを感じるまち歩き

下田港の風景。幕末にはペリーもこの景色を眺めたのかも!?
静岡県下田市は、江戸時代に風待ち港として栄え、黒船が来航した幕末には、函館とともに日本初の開港場となりました。開国の舞台となった下田のまちには、ペリー提督が上陸した港や日米和親条約の細かい取り決め「下田条約」を調印した了仙寺まで歩いた小径「ペリーロード」など、当時を偲ばせる歴史的な施設が点在。ノスタルジックなガス灯も雰囲気があり、人気の散策スポットになっています。
港に注ぐ川沿いにある石畳の道ペリーロード

下田ロープウェイに乗って、下田港と雄大な太平洋を望む寝姿山山頂へ

寝姿山展望台は眼下に下田港を、伊豆諸島まで見晴らす絶景スポット
伊豆急下田駅に着いてまず向かったのは、下田駅前ロータリーを抜けたすぐ先にある、下田ロープウェイ。山麓にある新下田駅前と寝姿山山頂駅を結ぶロープウェイは、市街地を見おろしながら3分ちょっとの空中散歩。ロープウェイから降りるとすぐの場所に、絶景が広がる寝姿山展望台があります。
寝姿山は、山の稜線が女性が横たわった姿に見えるため、この名が付いたそうです。
寝姿山展望台からの眺望は、伊豆三景のひとつに数えられ、晴れた日には伊豆七島を見渡すことができる絶景の展望台として人気です。
山頂につづく散歩道を進むと、恋愛のパワースポット愛染堂が建っています。愛染堂は奈良・法隆寺の夢殿を3分の2のサイズで再現したもので、ご本尊の愛染明王は、敬愛、子宝、縁結びにご利益があると言われています。
散歩道の途中には、幕末に下田に来航する黒船を監視した幕末見張り小屋も復元され、開港当時の様子をうかがうことができます。

縁結びのご利益があると言われる愛染明王を祀っている愛染堂

ハートをかたどった絵馬。絵馬やお守りは新下田駅売店「shop SAKU」で販売中
【下田ロープウェイ】
住所 〒415-0035 静岡県下田市東本郷1-3-2
お問い合わせ ☎0558-22-1211
営業時間 始発8:45 ※15分おきに運行。最終新下田駅16:45、寝姿山駅17:00(季節により変動あり)
定休 点検や悪天候等による運休あり
料金 往復 大人1,500円(中学生以上)、小人(小学生)750円 
駐車場 あり
ホームページ 下田ロープウェイ公式サイト

新鮮な金目鯛を使ったオリジナルメニューで大満足のランチタイムを

名前の通り、時計台が目印の下田時計台フロント
下田の絶景を堪能した後は、伊豆急下田駅前にある下田時計台フロントへ。「伊豆急金目ゴハン食事券」を利用して、レトロなインテリアが落ち着くレストランでランチタイムにしましょう。
 
地金目鯛炙り寿司、蕎麦、金目鯛の味噌汁、さざえのつぼ焼き、ところてんと、ボリュームたっぷりの「伊豆急金目きっぷ定食」
下田時計台フロントの「伊豆急金目きっぷ定食」の炙り寿司に使われている金目鯛は、漁をしたその日に水揚げをする「日戻り金目鯛」と呼ばれる下田の地金目鯛のなかでも最高ランクのもの。しっとりとした身の甘みと香ばしさが口の中に広がります。下田の海産物を代表するさざえのつぼ焼きは、熱々の状態でいただけます。デザートは、プリップリの歯ごたえがたまらない、伊豆で採れた天草から作られるところてん。伊豆の味覚を満喫できるメニューです。
※「伊豆急金目きっぷ定食」は、「伊豆急金目ゴハン食事券」用の特別メニューのため、一般には販売していません。
地金目鯛炙り寿司は、下田でつくられる海塩と伊豆産のわさびをつけていただきます
下田時計台フロントは、伊豆を中心に静岡県の名産品や特産品を取り揃えたおみやげ屋も併設しています。オリジナル商品やこだわりのセレクト商品は、自分へのごほうびや大切な人への贈り物ににもぴったりな、まさに逸品揃いです。
 

「お吉の贈り物 下田ミルクもち」は、開国の歴史を背景につくられたオリジナルのお菓子
【下田時計台フロント】
住所 〒413-0035 静岡県下田市本郷1-5-2
お問い合わせ ☎0558-22-1256
営業時間 売店9:30〜17:30 レストラン10:30〜16:00LO  
定休日 無休
駐車場 あり
ホームページ 下田時計台フロント公式サイト

なまこ壁の古民家や伊豆石の蔵が残る、下田のまちをぶらり散歩

白と黒のコントラストが懐かしさもありモダンな印象のなまこ壁
伊豆急下田駅から海までは徒歩15分ほど。コンパクトにまとまった下田のまちには、レトロな雰囲気の古民家が残る一方で、おしゃれなカフェやショップも点在しています。壁に貼った継ぎ目に、漆喰(しっくい)をかまぼこのように盛り上げて塗ったなまこ壁や、伊豆石の建物は、まるで過去にタイムスリップしたかのような佇まい。古くは江戸末期建造の建物もあり、その多くが下田まち遺産に登録されています。

編み目のようななまこ壁の幾何学模様は懐かしさと斬新さが融合しています
ペリー上陸記念公園は、開国のまち下田のシンボル的な場所です
幕末、アメリカのペリー提督が率いる黒船の艦隊が上陸した稲生沢川河口の鼻黒と呼ばれる場所は、ペリー上陸記念公園として整備されています。下田の港を背にして建つペリーの胸像「ペリー艦隊来航記念碑」の隣には、アメリカ海軍から贈られたいかりが飾られています。
ペリーロード沿い周辺は、古民家を活用した飲食店やショップが点在しています
鼻黒に上陸したペリーとその一行は、日米和親条約に付帯する下田条約を締結する江戸幕府との交渉のため、港から会談場所の了仙寺まで何度も通いました。その時に通った平滑川沿いの道は、ペリーロードと呼ばれています。石畳の道、柳並木やガス灯が、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。
 

フルーツハウスおおかわやで、宝石のような旬のフルーツスイーツにときめく

近隣で採れる旬のいちごをふんだんに使った、季節限定の「いちごパフェ」
散策の締めくくりは、フルーツたっぷりのスイーツをおともにティーブレイク。ペリーロードから徒歩5分ほどの場所にある「フルーツハウスおおかわや」は、観光客のリピーターが多い、30年続くお店。もともとは旬の果物を全国から取り寄せて販売する果物問屋でした。現在も市場から直接仕入れた旬の完熟フルーツのみを使って、パフェやパンケーキ、フルーツジュースなどを提供しています。

30年間変わらない佇まい。その味とご主人の人柄に惹かれたファンが通います

旬のフルーツをたっぷり使ったパフェ。いちごの後はメロン、ぶどうが登場します
 
パフェのこだわりはフルーツだけではありません。バニラアイスはフルーツ本来の美味しさと引き立てる、ミルクの味が濃厚ながら、甘さ控えめでさっぱりとしたあと味の蔵王高原産を取り寄せ。ベースは伊豆産のところてんとグルテンフリーのオーガニックシリアルというヘルシーな組み合わせなので、罪悪感が薄まるのも嬉しいですね。
今回いただいたのはパフェでしたが、注文を受けてからメレンゲを泡立てて、ふんわりとした焼き立てを提供する人気の下田パンケーキもおすすめです。
【フルーツハウスおおかわや】 
住所 〒415-0023 静岡県下田市三丁目2−5
お問い合わせ ☎0558-22-0125
営業時間 11:00〜19:00(18:30LO) 
定休日 木曜 
駐車場 あり
Facebook フルーツハウスおおかわやFacebook

海の向こうのアメリカが見える?旅の締めくくりは黒根岩風呂のワイルドな露天風呂

波打ち際までは5メートルの近さの露天風呂。疲労回復に効く泉質です
伊豆といえば、やっぱり温泉に浸からなくては!ということで、帰りは伊豆北川駅で途中下車をして、北川温泉の黒根岩風呂へ。ここは海抜0メートルの波打ち際にある公営の露天風呂。目の前は雄大な太平洋で、潮騒をBGMに海の向こうのアメリカに思いを馳せて温泉に浸かります。波しぶきがかかることもある、ワイルドな露天風呂です。
伊豆北川駅からは徒歩約10分。黒根岩風呂の近くには、名物の北川あじ鮨を提供しているお店があります。お風呂上がりに北川あじ鮨を食べてから駅に向かうのもいいですね。
ちなみに、伊豆北川駅は、日本一長い副駅名がついていると話題の駅。「北川あじ鮨を食べて、波打ち際の露天風呂黒根岩風呂に入り、ムーンロードに出会う駅」と、北川温泉の魅力を39文字に鵜詰め込んでいます。この副駅名をスラスラと読み上げる、伊豆急行の車掌さんのアナウンスにも耳を澄ませてくださいね。
 
北川の港や海岸線を眼下に望む伊豆北川駅のホーム
伊豆北川駅からは徒歩約10分。黒根岩風呂の近くには、名物の北川あじ鮨を提供しているお店があります。お風呂上がりに北川あじ鮨を食べてから駅に向かうのもいいですね。 ちなみに、伊豆北川駅は、日本一長い副駅名がついていると話題の駅。「北川あじ鮨を食べて、波打ち際の露天風呂黒根岩風呂に入り、ムーンロードに出会う駅」と、北川温泉の魅力を39文字に鵜詰め込んでいます。この副駅名をスラスラと読み上げる、伊豆急行の車掌さんのアナウンスにも耳を澄ませてくださいね。
【黒根岩風呂】
住所 〒413-0302 静岡県賀茂郡東伊豆町北川温泉
お問い合わせ ☎0557-23-3997(北川温泉観光旅館組合)
営業時間 10:00〜18:00(最終入場17:45)
定休日 無休。荒天時は休業
料金 大人700円、小学生300円(入浴時間は60分以内) ※タオル販売あり(300円)
駐車場 なし
ホームページ 北川温泉公式サイト

【今回はこんな行程で楽しんできました】

9:12 伊豆高原駅発① → 9:57 伊豆急下田駅着② → 10:15 下田ロープウェイ新下田駅発③ → 約3分30秒 → 寝姿山駅着④ → 寝姿山散歩道、寝姿山展望台⑤、黒船展望台⑥、愛染堂⑦ → 11:00 寝姿山駅発 →  11:10 下田時計台フロント⑧ → 12:30 下田市街地 → ペリー来航記念碑⑨ → ペリーロード → フルーツハウスおおかわや⑩ → 徒歩15分 →  伊豆急下田駅 ⑪→ 14:42 伊豆急下田駅発 → 15:13 伊豆北川駅着⑫ → 徒歩15分 →  黒根岩風呂⑬→   徒歩15分 → 16:578伊豆北川駅発⑭ → 17:07 伊豆高原駅着⑮
(2026年3月30日現在)
※運行ダイヤは変更になる場合があります。キンメ電車の運行予定は、伊豆急行のホームページで確認できます。

 

まとめ

伊豆急行の伊豆高原〜伊豆急下田間の1日フリーきっぷと、提携の飲食店で使える「伊豆急金目ゴハン食事券」がセットになった金目きっぷで出かける電車旅。
金目きっぷはキンメ電車をはじめ普通電車(快速列車含む)に乗車可能です。キンメ電車の運行情報は、伊豆急行のホームページで確認できます。
沿線の景色や気になるスポット、金目鯛グルメが堪能できる電車の旅で、伊豆の魅力を発見してくださいね。