静岡・ふじのくに茶の都ミュージアムを徹底解説!体験や写真スポット、お土産もご紹介します
ふじのくに茶の都ミュージアムは、静岡県内でも有数の茶産地、牧之原台地にあります。周囲に茶畑が広がるミュージアムでは、静岡のお茶はもちろん、世界のお茶を味わったり、実際に茶葉に触れたりすることができ、お茶の魅力を存分に体感することができます。静岡の食材をふんだんに使った食事を提供するレストランや、おみやげ選びが楽しいミュージアムショップもあり、一日のんびり過ごせる施設です。
更新日: 2024年7月11日
富士山の眺望と静岡茶が出迎える富士山展望ホール
博物館のスタートは、眺望の良い3階の富士山展望ホールから。ガラス張りのホールからは晴れた日には雄大な富士山が望めます。また標高200mの台地の上から見おろすのは、かつて“越すに越されぬ”とうたわれた大井川。この大井川から立ちこめる川霧が、牧之原台地の美味しいお茶を育むのです。
入館者には、ここで季節ごとに変わる静岡おもてなし茶が振る舞われます。
静岡おもてなし茶。写真は「つゆひかり」。鮮やかな緑色と濃厚なうま味が特徴です
高さや角度を自分好みに設定できるスマホスタンドも完備。絶景を撮りましょう
目の前に広がる茶畑を眺めながら、静岡茶を味わう牧之原ティーテラス体験
目の前に茶畑の景色が広がる牧之原大茶園展望テラスは、お茶の時期にはほんのりお茶の香りが漂う心地よい風が吹き渡り、誕生以来大人気のスポット。緑の絨毯のように広がる茶畑や遠くの山々の風景が見晴らせます。展望台へは博物館観覧券で入場できます。
せっかくなので、牧之原大茶園を眺めながらのティータイムはいかがでしょうか。人気の牧之原ティーテラス体験(有料)は、パラソルの下でゆったりと静岡茶を楽しめます。体験メニューは、ピクニック気分で煎茶とお菓子をいただくバスケットタイプと、ボトリングティーをワイングラスで味わうワイングラスタイプの2種類から選べます。
バスケットタイプは煎茶とお菓子付き。自分でいれたお茶は格別の味です
お茶は湯呑みに交互に注ぎます。うま味たっぷりの最後の一滴まで注ぎましょう
バスケットタイプでは、自分でお茶をいれる体験ができます。普段急須を使わないという人でも、手順を見ながら美味しいお茶をいれることができます。お茶の甘みとうま味が強い一煎目、爽やかな渋みと苦みが加わった二前目と、味の違いも楽しみましょう。
【牧之原ティーテラス体験】
| 開催日時 |
毎日9:30〜16:00(最終受付15:00) ※博物館2階総合案内で当日申し込み |
| 料金 |
バスケットタイプ 400円(1セット2人まで可)、ワイングラスタイプ 200円(グラス1杯) ※別途博物館観覧券が必要です |
| 体験時間 |
バスケットタイプ 1時間以内、ワイングラスタイプ 45分以内 |
博物館の体験コーナーで、世界のお茶を飲んでみよう
静岡県では、3年に一度「世界お茶まつり」を開催しています(次回は2025年開催)。そんな静岡らしく、ふじのくに茶の都ミュージアムでも、日本のお茶だけでなく世界各国の特徴あるお茶や喫茶文化を紹介しています。
本場の手順に近いスタイルでいれるトルコチャイ
トルコの人はチャイが大好きで、一日に30杯くらい飲むそうです
世界のお茶体験では、トルコやインドのチャイ、台湾や中国の烏龍茶、モロッコミントティーなど、エデュケーターが各国のお茶の特徴や喫茶文化を説明しながら、目の前でいれてくれるお茶を味わえます(有料)。提供するお茶は時期により異なります。
【世界のお茶体験】
| 開催日時 |
毎日開催、各回先着7名まで ※博物館2階総合案内で当日申し込み。お茶の種類や開催時間はホームページで確認できます |
| 料金 |
200円 ※別途博物館観覧券が必要です |
| 体験時間 |
20分 |
茶葉に触れる。海外の茶房や茶器を見る。博物館でお茶のことをもっと知ろう
お茶の木は中国雲南省が原産と考えられていて、現地には10mを超えるお茶の木が何本もあるそうです。その巨大なお茶の木のレプリカがある博物館の常設展では、お茶の起源や喫茶文化、日本のお茶の歴史、静岡のお茶の歴史や栽培品種、生産方法や加工の工程などを紹介しています。
博物館の入口。正面の大きな木は、中国雲南省にある「茶樹王」のレプリカ
世界中から集められた、代表的な60種類の茶葉。実際に触ったり、香りを嗅いだりできます
チベット族の喫茶文化を紹介するコーナー。中にはバター茶をつくる道具が展示されています
徳川家康が好んだ静岡のお茶。江戸時代には静岡茶が人気でした
お茶やわさびなど、静岡の味覚を堪能できるカフェレストラン「丸尾原」
ふじのくに茶の都ミュージアムに併設された、明るく開放的なカフェレストラン「丸尾原(まるおばら)」。富士山や大井川の景色を眺めながら、お茶を使った料理やスイーツをいただけます。人気のつけ蕎麦は、抹茶を練り込んだ蕎麦を、豚肉、野菜が入った鍋仕立ての熱々の汁にくぐらせながらいただきます。鰹節がたっぷりのミニわさび丼は、本わさびをすりおろしてトッピング。醤油をかけて食べる、わさびの産地ならではの静岡の郷土飯です。
つるりとのど越しのいい抹茶蕎麦。汁の具材は季節によって変わります
モダンでスタイリッシュな店内。景色を見ながらくつろげます
自宅で手軽に楽しめるお茶が勢揃いしたミュージアムショップでおみやげ選び
ミュージアムショップは、手軽にお茶がいれられるティーバッグから抹茶、厳選された茶葉を丁寧に抽出した高級ボトリングティー、お茶を使ったお菓子や食品など、多彩な品揃えです。静岡抹茶をふんだんに使った抹茶ジェラートパフェも販売しています。
「静岡茶辞典」1,080円。飲み比べができる産地別の静岡茶12種類が入ったお得なセット
「綺麗茶」ティーバッグ 12包 648円。小堀遠州が確立した茶の湯「綺麗さび」にちなんだ、濃厚なブレンド緑茶
小堀遠州の「綺麗さび」を体感する、日本庭園と茶室「縦目楼(しょうもくろう)」
徳川家康の大御所時代に駿府城普請奉行を務めた小堀遠州。各地の城郭や寺院、庭園の造営を数多く手がけましたが、ふじのくに茶の都ミュージアムの日本庭園は、小堀遠州が手がけた仙洞御所の東庭を復元しています。四季折々の花が咲き誇り、散策にもおすすめです。庭園を望む茶屋「縦目楼(しょうもくろう)」も、小堀遠州ゆかりの茶室を復元したものです。
縦目楼から続く、池の上に建つ茶室「向峯居(こうほうきょ)」
縦目楼の中にある鎖の間「臨水亭(りんすいてい)」では、抹茶と季節の和菓子をいただく茶道体験(有料)を毎日開催してます
【ふじのくに茶の都ミュージアム】
| 住所 |
〒428-0034 静岡県島田市金谷富士見町3053-2 |
| 電話 |
0547-46-5588 |
| 営業時間 |
9:00~17:00(最終入館16:30) ※茶室は9:30~16:00(最終入館15:30) |
| 定休 |
火曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)、年末年始 |
| 料金 |
300円(大学生以下、70歳以上、障害者手帳交付者は無料) ※体験料は別途 |
| 駐車場 |
あり |
まとめ
お茶の歴史や文化、茶畑の風景、美味しいお茶にお茶グルメと、お茶を丸ごと満喫できる、ふじのくに茶の都ミュージアム。体験メニューは、記事で紹介した以外にも、期間限定の茶摘み体験や、静岡茶のいれ方体験などがあります。新茶の時期はもちろん、一年中楽しめる施設で、お茶づくしの時間を過ごしてくださいね。
今回紹介したスポットMAP
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